ふぅちゃんは、わが家のハチワレ女子。最初の出会いは、ある冬の夜。
庭に現れた野良の母猫と一緒に、まだ小さな体でこちらをじっと見つめていたのがふぅちゃんでした。
「ハチワレ猫ってなんだか癒される…」
そんな声をよく耳にします。顔に入った白黒の“八の字模様”が特徴的で、SNSでも人気のハチワレ猫。
この記事では、ふぅちゃんとの出会いから保護まで、そして一緒に暮らす中で感じたハチワレ猫の性格や魅力についてご紹介します。
彼女が家猫として暮らすようになるまでの、小さな軌跡をご紹介します。
ハチワレ猫ってどんな猫?その特徴と人気の理由
ハチワレ猫とは、顔の中央に白い模様が入っている猫のこと。
その模様が“八の字”に見えることから、**「末広がりで縁起がいい猫」**として親しまれてきました。
最近では、表情が豊かに見える・コミカルな顔立ちなどが人気の理由となり、SNSでもよく見かける存在に。
特に“福を呼ぶ猫”として江戸時代から愛されてきたという説もあります。
◆ 最初の出会い

「ここ、見えてます…にゃ?」
暗がりの中からひょこっと顔を出す子猫。
母猫のそばで、距離を取りながらもこちらを見つめていたのがふぅちゃんです。
ふぅちゃんとの出会い|野良猫の親子が運んできたご縁
ふぅちゃんと出会ったのは、まだ彼女が生後数ヶ月の子猫だった頃。
ある日、庭に母猫と一緒に現れ、わたしの目の前にちょこんと座っていたのが始まりです。
最初は警戒しながらも、少しずつ近づいてきて、おもちゃでじゃれるように。
その姿を見て、「この子を守りたい」と思うようになりました。
そのとき保護を決意し、ふぅちゃんはわたしの家族になったのです。
この出会いが、わたしが地域猫活動を始める大きなきっかけにもなりました。
◆ 少しずつ、心がほどけて
🎥 動画:おもちゃにじゃれてくれるようになったふぅちゃん
「それ、ちょっとだけ気になるにゃ」
保護してしばらく経ったころ。警戒心の強かったふぅちゃんが、
おもちゃに反応してくれた日。
この頃から、少しずつ距離が縮まり始めました。
奥には、ちらっと弟・らいちゃんの姿も🤭
保護直後のふぅちゃん|警戒心MAXからのスタート
保護したばかりの頃は、ケージの中で身を固くしていたふぅちゃん。
目を合わせるとすぐに視線をそらし、物音にビクッと反応していました。
でも、そっとごはんを置いたり、優しく声をかけ続けたり。
少しずつ、心の距離が縮まっていくのがわかりました。
そしてある日、ふぅちゃんが自分からおもちゃに手を伸ばしたとき、
「大丈夫、ここにいていいよ」と伝えられたような気がしたのを、今でも覚えています。
◆ 保護直後のふぅちゃん

「にゃんでここにいるの?」
目はまん丸、体はカチコチ。
これが、室内に入れてすぐのふぅちゃん。
ごはんは食べるけど、まだ人間は信用していませんという全身のメッセージ。
ハチワレ猫“ふぅちゃん”の性格は?やさしさと慎重さが魅力
ふぅちゃんはとっても慎重派。
知らない人にはすぐに近づかず、しっかり様子を見てから行動するタイプです。
でも、心を許した相手にはとっても甘えん坊な一面も。
- 好きなおもちゃを見つけると子猫のようにはしゃぐ
- 撫でられると目を細めて気持ちよさそうにする
- 「にゃー」ではなく、目や耳の動きで気持ちを伝えるタイプ♡
ハチワレ猫には“表情豊かで人懐っこい子が多い”と言われますが、
ふぅちゃんは**「静かな愛情表現」で心を通わせてくれる猫**です。
◆ 今ではこの通り♪

「…ここ、なかなか快適かも。」
今ではすっかりリラックスモード。ちょこんと伸びた前足も、くつろぎの証。
まとめ|ハチワレ猫の魅力と、保護するという選択
ハチワレ猫は、その見た目のユニークさだけでなく、
内面にも人との信頼関係をゆっくり育ててくれる魅力が詰まっています。
そして、保護猫との暮らしは一瞬ではなく、
毎日の積み重ねで“家族”になっていくもの。
ふぅちゃんとの出会いは、わたしにとって大きな転機になりました。
猫を迎えようと思っている方には、ぜひ**「保護猫」という選択肢**も知ってもらえたら嬉しいです。
【プロフィール】
なまえ: ふぅちゃん(愛称:ふぅの助)
ねんれい: 1歳
チャームポイント:いつも、おすまし顔。ピンクの肉球🐾
しゅっしん: 野良の母猫と一緒に庭に現れたところから保護
性格: 慎重なハチワレ姫/慣れると大胆/お尻トントン大好き
🐾今日のにゃんこ豆知識
ハチワレ猫は「八の字模様」から“末広がりで縁起がいい”とされることがあります。
江戸時代には“福を招く猫”として、商人に特に愛されたとか…✨
次回は、ふぅちゃんと一緒に育った弟・らい君をご紹介します!お楽しみに♪
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