2024年も冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」がやってきます。
福岡や九州地方では、比較的温暖な気候と広がる自然の中で、流星群観測を楽しむことができます。
今年のふたご座流星群は月明かりの影響を受けることになりそうです😣
福岡や九州地方におけるふたご座流星群の観測方角やピーク時間、
そして福岡や九州での観測のポイントについて詳しくご紹介します。
福岡でふたご座流星群が見える方角
双子座流星群の流星は、双子座付近を放射点として空に流れます。
ただし、流星は放射点から放射状に広がるため、特定の方角にこだわる必要はありません。
むしろ、広い空を見渡せる開けた場所を選ぶことが重要です。
九州地方では、山間部や海沿いのエリアが光害が少なく、観測に適しています。
例えば・・
• 福岡県:糸島市周辺の海岸エリアや星野村
• 熊本県:阿蘇山や天草諸島
• 宮崎県:高千穂峡や都井岬
• 鹿児島県:指宿市や屋久島
• 長崎県:五島列島や平戸島
ピーク時間と見頃
2024年の双子座流星群は、12月12日(木)夜から14日(土)未明がピークとなります。
特にピーク時は、1時間あたり10個から多くて約40個の流星が観測できると期待されています。
観測のベストタイム
• 開始時間:夜の20時頃から流星が目立ち始めます。
• ピーク時間:13日の23時頃から14日未明(3~4時)にかけてが最も流星が多く見られる時間帯です。
いずれの夜も、15日が満月なので明るく流星観察の邪魔になりそうです😑
九州での観測ポイント
ふたご座流星群のピークである12月13日夜から14日未明は、月齢12.3(上弦から満月に近づく月)です。
この時期、月は観測の妨げになるほど明るい状態となり、月が沈む時間が流星観測のカギとなります。
福岡での月の出入り時間(2024年12月13日~14日)
• 月の出:12月13日 15:07頃
• 月の入り:12月14日 04:38頃
4時半以降には月が沈み、空が暗くなるため、観測条件が大幅に改善します。
この時間帯を狙うことで、より多くの流星を観測できるでしょう。
月の出入りはこちらでチェック😊
「各地のこよみ」は都道府県庁所在地等の日の出・日の入り、月の出・月の入り、および南中時・月齢をまとめたものです。
引用元:国立天文台
暗い場所を選ぶ
街明かりが少ない場所を探すことが重要です。九州には自然が豊富な場所が多いので、
車で少し郊外へ出るだけでも観測条件が格段に向上します。
観測場所の条件
• 地平線が見渡せる開けた場所を選びましょう。
• 天気予報で晴れが予想される地域を選ぶのもポイントです。
星空観測に強い味方!星の見え具合が10分単位でわかります。
引用元:weathernews.jp
寒さ対策を万全に
冬の九州でも、夜間はかなり冷え込みます。特に山間部では気温が一桁台になるため、
防寒具や毛布、暖かい飲み物を準備してください。
家族や友人と一緒に楽しむ
星空観測は一人でも楽しめますが、複数人で行くとさらに思い出深い時間になります。
九州ならではの地元グルメを持参して、小旅行気分で楽しむのもおすすめです。
九州でのおすすめ観測スポット
- 阿蘇山(熊本県):広大な草原と暗い夜空で流星群観測に最適。
- 国東半島(大分県):山と海の両方が楽しめる静かな観測スポット。
- 星野村(福岡県):天文台がある星野村は観測環境が整っています。
- 屋久島(鹿児島県):世界自然遺産の島で観る流星群は特別な体験に。
さらに楽しむためのコツ
• アプリを活用
スマートフォンの星座アプリを使えば、ふたご座の位置を簡単に確認できます。
• 写真撮影に挑戦
流星を写真に収めたい場合は、三脚を使い、広角レンズで数十秒の長時間露光を試してください。
• 流星群を待つ間の過ごし方
暖かい飲み物や軽食を用意し、星空を眺めながらゆっくりと時間を過ごすのも素敵です。
まとめ
- 観測場所は広い空を見渡せる開けた場所を選ぶ事と街明かりが少ない場所を
探す事が重要‼️ - 12月13日(金)夜から14日(土)未明がピーク
- 開始時間:夜の20時頃から・ピーク時間:13日の23時頃から14日未明(3~4時)
- 深夜3時半以降には月が沈み、空が暗くなるため、観測条件が大幅に改善
- 夜間はかなり冷え込むので寒さ対策を万全に🥶
情報元:国立天文台
<おすすめ観測スポット>
阿蘇山(熊本県):広大な草原と暗い夜空で流星群観測に最適。
国東半島(大分県):山と海の両方が楽しめる静かな観測スポット。
星野村(福岡県):天文台がある星野村は観測環境が整っています。
屋久島(鹿児島県):世界自然遺産の島で観る流星群は特別な体験に。
月の出・入りチェックは「各地のこよみ」 引用元:国立天文台
星空情報は星空観測に強い味方! 引用元:weathernews.jp
今年のふたご座流星群は、月明かりの影響でピーク時の観測条件がやや難しいかもしれませんが、
4時半以降には絶好のタイミングが訪れます。
月の光をうまく避けつつ、九州の暗い夜空の下で流星群を楽しんでみてください🌟
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